インスタグラムで足跡を消せるって本当！？

インスタグラムにも足跡機能が残る！？

インスタグラムを利用する際に閲覧履歴や足跡が残ったり、検索したことが相手に知られたりしないか心配する人も多くいます。そういった形跡は無言のアクションとなるため、相手ユーザーとの関係が複雑であったり、希薄であったりする場合には気にしてしまうのも仕方がないことだと言えるでしょう。最初に結論を言うとインスタグラムでは、特定の行動によっては足跡が残ってしまうことがあります。ただ、全ての行動で残るわけではありませんので、その点に留意しておけば回避することが可能です。

足跡が残らない行動は？

まず足跡が残らない行動には、通常の写真や動画の投稿の閲覧やプロフィールの閲覧があります。ちょっと気になる人のページを訪れたからと言って気にする必要はないのです。また、特定のユーザーを検索した場合にも相手には分かりません。ただし、自分の検索履歴には残りますので、その表示欄を見られた場合は例外です。絶対にバレたくないという場合には、プロフィール画面の設定アイコンからオプションページで検索履歴は削除しておいた方が無難です。さらに、他のSNSでは投稿者に通知されることが多い他SNSへのシェアも通知されないため相手が気付くことはありません。シェア先を見られてしまった場合には当然知られてしまいますが、鍵をかけたアカウントならその心配もないでしょう。インスタグラムが提供している保存機能も相手に通知されませんし、他の人に表示されないため安心です。

足跡が残る行動

ここからは足跡が残る行動になりますが、いくつか挙げられます。ストーリーの閲覧・ダイレクトメッセージの閲覧・消えるダイレクトメッセージの閲覧・消えるダイレクトメッセージのスクリーンショットの撮影・ライブ動画の視聴です。共通して言えることはリアルタイム性のあるコンテンツには注意が必要だと言うことです。ストーリー機能は、投稿が24時間を期限に自動的に消滅します。投稿する側にとっては多少の変な投稿をしてしまっても24時間で自動削除されるため気軽に活用できます。しかし、ストーリーには投稿者がストーリーごとに閲覧者を確認できる仕組みになっているのです。投稿者には画面左下に最近閲覧したユーザーが表示されますし、管理画面で閲覧ユーザーを一覧表示することも可能です。閲覧回数や閲覧時刻は表示されないものの、相手には閲覧したことが筒抜けになります。ダイレクトメッセージは自発的なアクションではありませんが、確認することで既読もしくはユーザー名が表示されるため、内容を見たことが伝わってしまいます。読んでいないといった言い訳はできません。消えるダイレクトメッセージは相手が一度閲覧すると削除される機能ですが、同様に相手にバレてしまいます。受信した側が閲覧すれば、アイコン表示の色が変わるのです。また、特に注意が必要なのは、スクリーンショットを撮影すると相手に通知されてしまう点です。アイコンやユーザー名ではなく、写真のスクリーンショットを撮影しましたという旨がはっきりと表示されます。通常の投稿やダイレクトメッセージ、ストーリーの投稿をスクリーンショットで撮影しても通知はされません。24時間で削除されるストーリーも対象となりそうなものですが、公開性が高く消滅までの時間も長いためか対象外となっています。以上のように足跡は行動によって有無が変わってきます。こっそりと閲覧したい人もいるでしょうが、公式では回避する方法はありません。代替案としてはサブアカウントを作成してしまう方法があります。インスタグラムの公式アプリにはマルチログイン機能が実装されているため、簡単にアカウントを切り替えることができるのです。相手には閲覧したことやアクションが分かってしまいますが、それが誰かは分からないという寸法です。

足跡を削除する方法はあるの！？

万が一、足跡を残してしまった場合に削除する方法も同様に公式には存在していません。ただ、ストーリーでの強引なやり方としては、一度フォロワーをブロックしてプロフィールを書き換えてしまうことで難を逃れる方法があります。ブロックする理由は、アカウントを非公開にしてもフォロワーからは確認できてしまうからです。ブロック後にすぐブロックを解除すれば相手に通知がいくこともなくフォロワーを解除することが可能です。ユーザー名・名前・プロフィール写真や自己紹介など、分からないように書き換えます。24時間以上経過したら元に戻します。再度フォローする必要が出てきますし、スマートな方法ではありませんので、どうしても証拠を残したくない場合の荒業です。
インスタグラムを利用する人にとって形跡を残すことを好ましくないと感じる人がいるのも確かです。ただ、あまりそのことに執着してしまうと楽しめなくなってしまいます。足元を確認しながら神経をすり減らして利用していると気疲れを起こしてしまうだけです。興味のあるものだと割り切るか、本当に必要なものか少し距離を置いてみても良いかもしれません。適切な距離感や向き合い方を見つけて行くことも大切なことです。