インスタグラムを続けてきてわかったことを綴ります

インスタ好きの方に少しでも届きますように

海外でも人気の観光名所をInstagramに載せるなら

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日本の良さを日本人に聞くと、風光明媚なところ、歴史的な価値のあるところ、過去の偉人にゆかりのあるところなどだいたい同じようなところを挙げることが多いです。しかし、海外の人の目から見れば、日本人としては意外な場所を挙げていることが多く、非常に興味深いです。Instagramは世界的にユーザーが多いこともあり、このような外国人ならではの目線で高く評価されている、日本の魅力的なスポットを改めて知ることができます。逆に言えば、国内で海外からの評価の高いスポットの投稿は、多くのユーザーに閲覧されやすいです。

アピールポイントを写真で紹介

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Instagramは海外の利用者も多いため、外国人の視点から見た日本のおすすめスポットを探したい時にチェックしてみると便利です。写真付きの投稿ですのでコメントがなくてもある程度その場所の良さが感じられますし、最初からチェックしていなかったものの、実際に出かけてみると面白そうなエリアもたくさんあります。

外国人の目線で意外と人気が高いのが、侍や忍者などの昔のキャラクターに関するスポットです。国内でも歴史に興味のある人や歴史ものの文学、ドラマ、映画などで実物を見てみたいと考える人は多いですが、これらの展示は国内でも場所が限られており、誰でも気軽に行けるわけではありません。そのため、Instagramで写真のチェックをする人も多いです。新宿の歌舞伎町にあるサムライミュージアムは関東地方の人なら気軽に出かけることができ、国内外の閲覧者が興味を引きそうなものがたくさんあることでおすすめです。こちらをInstagramで紹介するときは、鎧の着用や写真撮影ができることをアピールするため、実際に着用した画像をアップするのもよいでしょう。また、ハッシュタグで鎧や侍といったワードを追加しておくと、それほど投稿数が多くないため検索される可能性が高いです。海外の人にも見てほしいときは、ローマ字表記も追加しておきましょう。

動物の写真は相手に配慮を

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日本ではドッグカフェ猫カフェのように、動物と触れ合うことができるカフェがたくさんありますが、海外ではこういった動物と触れ合えることをメインとした施設はほとんどありません。そのため、日本に旅行しに来た海外からの観光客のInstagramでは、このような動物と触れ合える施設を紹介しているケースがよく見られます。これを参考に都心でおすすめスポットを探してみると、JR秋葉原駅から徒歩2分で行くことのできるアキバフクロウはユーザーからのフォローが付きやすいといえます。海外ではほとんど不可能なフクロウと交流ができるため、Instagramでフクロウを撫でている様子や手に乗せている写真などを投稿すると、多くのユーザーが驚くことでしょう。

Instagramでは、犬や猫といったありふれた動物の写真はかなり多いですが、普段街中で目にする機会の少ない動物に関しては、動物園やテーマパークなど、特別な機会でしか撮影して投稿できません。その場合には遠方からの撮影がほとんどですが、このカフェでは実際にふれあっている様子を撮影できることから、Instagramでもかなり希少な画像として注目されそうです。フクロウは繊細な生き物ですので、撮影するときにはスタッフに確認し、後から写真を加工して見やすくするのがおすすめです。

時間や季節の移ろい

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Instagramでは美しい写真に目をとめて、その投稿者の他の投稿もチェックするというユーザーは少なくありません。そのため、一目でインパクトを与えられるような写真を撮ることができるスポットは、自分で楽しめるだけでなく、Instagramで紹介するときにも便利です。

箱根彫刻の森美術館は美しい自然や景色に応じて変化する彫刻など、インパクトのある写真を撮影するのにおすすめの場所です。こちらは海外からの観光客も多い人気スポットですが、観光客は出かけたタイミングでしかその景色を見ることができません。この美術館のおすすめスポットの一つであるシンフォニー彫刻などは、塔がステンドグラスで囲まれており、時間による変化の影響を受けやすいです。Instagramに載せるときには、遠方から来た観光客がなかなか見ることのできない早朝や日没後の写真なども投稿すると、希少性が高い写真ということでユーザーからの注目を集めそうです。また、季節によって周辺の木々や花が変化して、彫刻と組み合わせたときの表情が変わっていく点も特徴的です。四季の変化を写真に残し、ハッシュタグでそれぞれの写真を簡単に閲覧できるようにしておくと、この美術館に興味を持っているユーザーのほとんどが同じカテゴリ内の写真をすべてチェックすることでしょう。

宗教関係はコメントに注意

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現在ではネットの利用者が増えたこともあり、日本に対して誤った認識をしている外国人はかなり少なくなりました。とはいえ、やはり旅行してきたからには日本らしい雰囲気の場所を訪れたいという外国人は多く、都会で食べ歩きや買い物をする傍ら、日本の四季を感じられる地域や名所·旧跡めぐりも積極的に行っています。

中でもInstagramで人気が高いのは、写真映りが良く、日本らしさも感じられるエリアです。例えば、和歌山県にある高野山の奥之院などは神秘的な佇まいや凛とした空気、日本らしい風景の山々の眺めなどが非常に人気です。日本の特徴的な植物や動物だけでなく、日本独自のお墓や祈念碑、慰霊碑などにも興味を持っているようですので、海外のユーザーも意識しているのであれば見慣れたものも写真として残しておくとよいでしょう。暗いイメージにならないよう、色調や明るさなどは適宜加工して見やすくします。

宗教的なものに関しては、国によって考え方や認識が異なるため、信仰に関する具体的なコメントはあまり詳しく入れないのが無難です。ただ、どこの何という建物なのかは書いておいた方が、観光を予定しているユーザーにとっては助かります。また、何を目的とする建物なのかくらいは記しておいたほうが良いので、ハッシュタグに「寺」「temple」などの単語をつけておくと親切です。

イベントや関連作品も紹介

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日本らしさを感じられる観光地が海外でも人気なことは当然ですが、自然豊かなエリアはInstagramの投稿をするときでも見栄えが良く、多くのユーザーから高い評価を得られやすいとあって投稿数が多いです。ただし、景色の写真はInstagramでも投稿数が非常に多いため、場所や撮影テクニックにこだわったほうが良いでしょう。香川県栗林公園や石川県の兼六園などの古くからある庭園は、日本独特の美意識で作られた侘びさびの世界が海外でも人気です。国内でも知名度が高いため、たくさんの写真を見る機会があり、インパクトのある写真を撮るのは難しいでしょう。イベントなどを狙っていける人ならば、期間限定のイベントや祭りのタイミングで撮影すると、普段とは異なる表情の庭園を見ることができてお勧めです。この時は、他の写真と混ざらないように、「庭園名」「祭りなどのイベント名」のハッシュタグをつけておくと検索されやすいです。

また、鹿児島の屋久島は屋久杉の名産地として国内でも有名ですが、映画「もののけ姫」の舞台にもなったことなどから外国人観光客も多いです。このようにドラマや映画などに関連付けられて人気の高いエリアは、コメント欄やハッシュタグにその作品名を加えておくと、景色だけでなく作品に興味を持っているユーザーからの閲覧が増えます。