インスタグラムを続けてきてわかったことを綴ります

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インスタグラムのライブ配信機能について徹底解説

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様々な機能が追加されていくインスタグラムですが、2017年の1月中旬からストーリー機能の一部として、海外で先行実装されていたライブ配信機能が日本で開始されました。この機能はスマートフォンのカメラを使って撮った動画を最大1時間の長さでリアルタイムに共有できるだけではなく、動画や配信者のトークにコメントをしたり、いいねを送ったりすることで、「現在配信されている動画にリアルタイムで反応する」ことが可能です。

ライブの配信方法

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配信を開始するのは難しくなく、インスタグラムでストーリー画面を表示し、「ライブ」を選択、「ライブ配信を開始」をタップします。配信はその瞬間に開始されるのではなく、3秒のカウントダウンの後に始まります。間違ってスタートした場合は、カウントダウン中に「キャンセル」をタップすることで配信を中止されます。配信が開始すると、左上に「LIVE」のマークが表示されます。カメラの向きは配信前だけではなく、配信後にも変更可能です。配信をしたいけど顔が映るのは恥ずかしい、といった場合でも問題なく配信可能です。また、配信中左上の「LIVE」マークの隣に表れるカウンターバッジにて、視聴者数をリアルタイムに確認することも可能です。このバッジをタップすると、今視聴している人のアカウントを見ることもできます。またコメントなしで配信したい場合はコメントを受け付けない設定を設けたり、一部の不快なコメントのみを排除するために禁止ワードを設けてフィルタリングを行うこともできます。禁止ワード設定はインスタグラムが不適切と判断している「デフォルトキーワード」と、自分で任意のキーワードを設定する「カスタムキーワード」があり、デフォルトキーワードは設定画面で「不適切なコメントを非表示にする」をONすれば、カスタムキーワードは設定画面で出てくる入力欄に単語を入力すれば設定されます。更に、ストーリー機能の一部であるため、ストーリー設定を行うことで、特定のユーザーに配信を表示させないようにすることも可能です。

他人のリアルタイムも見れる

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配信を自分が行うだけではなく、他のインスタグラムユーザーの配信を見ることも可能です。フォローしているユーザーが配信を始めるとスマートフォンに通知が届き、またタイムライン上部にあるストーリーバーにプロフィール写真と「LIVE」のマークが表示されます。表示されているプロフィール写真をタップすることで、彼等の配信を視聴可能です。また、有名人や芸能人が行っている配信を見ることもできます。メニューバーで「検索」アイコンをタップすると、ストーリーバーと共に「人気ライブ配信」という表示が表れるので、プロフィール写真をタップします。この時表れる配信は視聴者順に並び、見たい配信をタップすることで画面が切り替わります。配信視聴中にハートアイコンでいいねを投稿したり、コメントを投稿したりして、彼等と時間を共有することが可能です。加えて、フォロワーではないユーザーとも、コメントを通じて交流することができる側面も持っています。

ライブ配信の注意点と特徴

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リアルタイムをダイレクトに共有できるこの機能で注意したいのは、配信は後から見返すことができない、という点です。ストーリー機能において、投稿されたストーリーは24時間で削除されるようになっています。インスタグラムの配信機能も、こちらのストーリー機能の追加機能なので、終了してしまった配信は後からアーカイブなどを見ることはできません。ストーリーは24時間残りますが、動画は終了瞬間にストーリーバーから消えてしまいます。動画の保存は配信していたユーザーのみ可能になりましたが、この時コメントやいいねなどは一緒に保存されず、動画のみがカメラロールに残ります。このため、有名人・芸能人が行っているものを除き、個人的な配信は行っているその瞬間、インスタグラムを開いたフォローユーザーとだけ共有可能な、刹那的な「特別さ」があると言えます。また、Twitterなどと比べると拡散性が低く、また終了後に「消えてしまう」特性から炎上などのリスクが低いとも言えます。加えて、先に述べた設定で公開範囲を自分で決めれる、という利点も存在しています。「普段の投稿ではできないことをやってみたい」「フォロワーと直接やり取りしてみたい」「旅行先の風景をフォロワーと共有したい」など、あらゆる場面で年齢や性別関係なく、特別な機材を必要することもなく、安心に楽しむことができるでしょう。逆に事前に告知を行うことによって、多くの人に配信を見て貰うことも可能です。また、アーティストがライブの一部を共有したり、企業や広告を行ったり、フォローしているユーザーと交流を行ったりとしても用いられています。このため、会場に行けなかったライブを現地と共有したり、展示会などに赴かなくても企業とユーザーがコミュニケーションを行ったりすることが可能であるため、活用の幅はこれからどんどん広がっていく機能であるといえます。