Instagramではハッシュタグが超重要！！その訳は？！

毎日たくさんの写真が投稿されるInstagramは、写真のジャンルもさまざまです。通常のSNSのような詳細な検索機能は搭載しておらず、基本的にはハッシュタグと呼ばれる機能で目当ての写真を探すことになります。このハッシュタグの使い方によって、投稿した写真をどれぐらいの人に見てもらえるかが決まると言っても良いでしょう。せっかく投稿した写真を出来る限り多くの人に見てもらいたい、多くの人に感想を貰いたいと思うなら、タグの使い方のマスターや、効果的な文字の置き方は必須となります。

ハッシュタグとはいったい何なのでしょうか。実際に誰かが投稿した写真を開いてみると、写真画像と一緒にその投稿についてのコメントや、短い文字列が確認できるはずです。この短い文字列にシャープ記号をつけたものはハッシュタグと呼ばれ、簡易検索のような形で機能しています。たとえば頭にシャープが付けられた、スイーツという文字列があったとします。スイーツの文字にはリンクが自動で張られており、同じく頭にシャープをつけられてタグ化されたスイーツという単語に繋がっています。スマートフォンからこの単語をタップすると、スイーツタグをつけられて投稿された写真がたくさん出てくるはずです。このタグはもちろん一人だけが限定的に使用するものではなく、世界中の誰でも使うことができるようになっています。もしも自分がこのタグと同じく、スイーツのタグ付き写真を投稿していたとしたら、自分の写真も一覧の中に掲載されることになります。

あえて強力な検索機能を搭載しないInstagramでは、見たい投稿を探すのは、基本的にこのタグが頼りとなるでしょう。Instagramでは検索画面から自由なキーワードで検索を行うことができません。もちろん検索欄に文字を打ち込み、検索自体は実施することができます。しかし検索対象となるのは投稿された文章のうちすべての文章ではなく、あくまでハッシュタグのみとなります。つまり、どんなに見たいと思った写真でも、タグがつけられていなければ検索欄から探し出すことはできないのです。反対にタグさえつけられていれば、すぐに検索から見つけることができるでしょう。これは投稿を見てもらうためには、まずタグ付けが重要になることを示しています。まったくタグがついていない投稿は、それだけではどんな検索にも引っかからず、見て貰うことすらできずに沈んでしまうことになります。

多くの人はInstagramを閲覧する際、検索キーワードではなく、このタグを頼りにして写真を見て回ります。犬に興味がある人なら犬のタグを、猫に興味があるなら猫のタグを探し、そこからさらに細分化していきます。一口に犬といっても多くの犬種が存在しており、ゴールデンレトリーバーの写真を探している人と、シベリアンハスキーの写真を探している人では目的が異なります。そこで犬のタグに加え、ゴールデンレトリーバー、あるいはシベリアンハスキーといった細かなタグの追加を行えば、タグを目当てに閲覧者が訪れます。さらに興味のあるタグからタグへとタップを続け、趣味が合う人を探していきます。素敵な写真がたくさん投稿されていればフォローしてくれるかもしれませんし、もしかしたらいいねやコメントを残してくれるかもしれません。そして、趣味が合うということは相手側の投稿も素晴らしいものかもしれません。そこで相手のホームを覗いてみて、フォローや交流が生まれます。

文字列をタグとして使用するには、記号のシャープである#を文字列に付けるだけです。タグは何個でも作成することができますし、付ける個数に制限もありません。ユニークな投稿の中では、キャプションがタグで埋まっているものも多いのではないでしょうか。たくさんの人を呼び込みたい場合には、たくさんのタグを付けることが前提となりますし、タグが繋がりの基本とInstagramではそれはごく当たり前のことです。個人的なメモとしての投稿には他と被らないようなタグを利用して振り分けを行う、あるいは友人や家族といった身内で使うタグなども作ることができます。ただしこの場合、あくまで個人用として自分自身で想定しているだけだということをあらかじめ了承しておいたほうが良いでしょう。ほかの誰かと偶然文字列がかぶれば、タグは共有された状態になります。タグは独り占めできるものではなく、どんなタグであっても世界に発信されるのです。

あらゆる文字列や単語をタグ化できるのも、このシステムの面白い点でしょう。どんなタグが有用かは、人気の投稿を見てみれば把握できるかもしれません。タグを指定することは、どんな風に見て貰いたいのか、どんな人に見て貰いたいのかを整理することにも繋がっていきます。自分の投稿に合ったハッシュタグを考えることで、Instagramをよりいっそう楽しむことができるはずです。